活動報告

E×N×Fを開催しました|症例を通じて治療計画とインプラント治療を検討

今回の活動について

2026年10月9日、橋口歯科赤坂にて、月1回開催しているプライベートセミナー「E×N×F」を開催しました。

E×N×Fでは、歯科医師がそれぞれ実際の臨床で経験した症例を持ち寄り、治療方法や考え方についてプレゼンテーションとディスカッションを行っています。

今回も、インプラント治療をはじめ、治療方法の選択や長期的な安定性、治療後のお手入れのしやすさなど、さまざまな視点から症例について検討しました。

単に「どの治療を行うか」だけではなく、なぜその治療を選択するのか、患者さんにとって長期的により良い選択は何かを考えることを大切にしています。

1.今回の活動について

橋口歯科赤坂で開催されたE×N×Fで、歯科医師が症例発表を聴講している様子

今回のE×N×Fでは、橋口理事長をはじめ、複数の歯科医師による症例プレゼンテーションを行いました。

それぞれが提示した症例に対して、治療結果だけを見るのではなく、次のような点について意見を交わしました。

  • どのような診断を行ったのか
  • なぜその治療方法を選択したのか
  • 別の治療方法は考えられなかったのか
  • 治療後の清掃性やメインテナンスはどうか
  • 長期的に安定する治療となっているか

一つの症例について複数の歯科医師が意見を出し合うことで、自分一人では気づかなかった視点や、新しい治療の考え方を学ぶ機会にもなります。

2.E×N×Fで大切にしていること

 

歯科治療では、同じように見える症状であっても、患者さんのお口の状態によって適した治療方法は異なります。

歯や歯ぐきだけではなく、骨の状態、噛み合わせ、残っている歯、清掃性、将来的なメインテナンスなどを総合的に考えることが重要です。

E×N×Fでは、症例を通してこうした要素を細かく検討し、「この患者さんにとってどのような治療が適しているのか」を参加者全員で考えます。

また、経験だけに頼るのではなく、医学的な根拠や現在の知見も確認しながら議論を行うことを大切にしています。

3.今回取り上げた主な内容

E×N×Fでインプラント治療の症例についてプレゼンテーションを行う歯科医師と参加者

今回のプレゼンテーションでは、インプラント治療を中心とした治療計画や術式の選択について症例をもとに検討しました。

特に、前歯部など見た目にも大きく関わる部分のインプラント治療では、インプラントを入れる位置だけではなく、周囲の骨や歯ぐきの状態まで考えて治療を計画する必要があります。

また、治療が完了した直後の状態だけではなく、治療後に食べ物が詰まりにくいか、汚れが残りにくいかなど、患者さん自身が日常的にお手入れしやすい環境を作ることについても議論しました。

さらに、患者さん一人ひとりの状態に合わせた治療計画を立てるうえで、生体の反応や組織の状態などをどのように考えるべきかについても意見交換を行いました。

4.症例を共有し、さまざまな角度から検討

今回も、一人の発表を聞いて終わる形式ではなく、プレゼンテーション後には参加者同士で積極的なディスカッションを行いました。

症例によっては、一つの治療方法だけが正解とは限りません。

「自分ならどのように治療するか」

「この方法を選んだ場合、数年後にはどのような状態が予想されるか」

「より清掃しやすい形にすることはできないか」

こうした問いをもとに、それぞれの視点から考えることで、一つの症例をさらに深く掘り下げていきます。

こうした議論を繰り返すことは、日々の診療における治療の選択肢を広げることにもつながります。

5.日々の診療に活かすために

橋口歯科赤坂では、インプラント治療をはじめとした歯科治療において、治療を行うことそのものをゴールとは考えていません。

治療後にしっかり噛めることはもちろん、できるだけ長く安定した状態を維持できること、そして患者さん自身がお手入れしやすい状態をつくることも重要だと考えています。

そのためには、診断や治療技術だけでなく、一つひとつの症例を振り返り、治療計画や術式について継続的に検討していくことが欠かせません。

今回のE×N×Fで得た知識や新しい視点についても、今後の診療に活かしてまいります。

当院のインプラント治療について

当院では、インプラント治療を検討する際に、歯科用CTなどを用いて、顎の骨の量や形、神経や上顎洞など周囲の構造を確認します。歯ぐきや噛み合わせ、周囲の歯の状態も踏まえ、患者さんごとに治療計画を立てることを大切にしています。

骨の幅や量が不足している場合にはGBR(骨造成)を、上顎の奥歯で骨の高さが不足している場合にはサイナスリフトなどを、必要に応じて検討します。

また、症例によっては、歯を抜いた部分へ同日にインプラントを埋入する抜歯即時インプラントを検討できる場合もあります。ただし、すべての方に適応となるわけではなく、骨や歯ぐきの状態、感染の有無などを確認したうえで判断します。

特定の治療方法を前提にするのではなく、お口の状態やご希望を伺い、それぞれの方法が適しているかを診査・診断することを大切にしています。

6.まとめ

橋口歯科赤坂で開催されたE×N×Fに参加した歯科医師による集合写真

10月9日に開催したE×N×Fでは、インプラント治療や治療計画を中心に、複数の症例についてプレゼンテーションとディスカッションを行いました。

歯科医療は、新しい技術や材料を取り入れるだけではなく、「なぜその治療を行うのか」を一つひとつ考え続けることが重要です。

橋口歯科赤坂では、今後も症例検討や勉強会を継続し、そこで得た知識や経験を日々の診療へ還元できるよう取り組んでまいります。

東京・赤坂でインプラント治療をご検討中の方は、橋口歯科赤坂までお気軽にご相談ください。患者さん一人ひとりのお口の状態やご希望を伺い、治療後の噛みやすさやお手入れのしやすさも考慮した治療計画をご提案いたします。

監修者情報

監修:橋口 隼人
橋口歯科赤坂 理事長
OSSTEM Implant Japan Instructorとして講師活動を行うほか、国内外の学会・研修会に参加し、インプラント・口腔外科分野を中心に継続的な研鑽を重ねています。

講師・活動

Hong Connect
PaDaWaN_DSG
OSSTEM Implant Japan

所属学会・団体

・公益社団法人 日本口腔外科学会
・一般社団法人 日本有病者歯科医療学会
・一般社団法人 日本顎顔面インプラント学会
・公益社団法人 日本口腔インプラント学会
・European Association for Osseointegration(EAO)
・Osseointegration Clinical Academy of Japan(OJ)
・特定非営利活動法人 日本歯周病学会
・日本臨床歯周病学会
・公益社団法人 日本顎咬合学会

医院情報

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