唇や舌を動かしにくいと感じている方はいませんか。口腔内の小帯に異常があるかも知れません。
下図のように、上唇の小帯や舌の裏側の小帯が短い、付着位置が悪いなどの問題があると、咀嚼・嚥下・発音障害、口腔内の自浄作用の低下などの機能障害の原因となります。専門医院での切除や形態修正が必要です。
上唇小帯付着異常:上唇の動かしにくさや永久歯の萌出障害や位置異常、また、上唇の運動阻害により食物がたまりやすくなり、歯ブラシが届きにくい事による歯肉炎と虫歯の発生もあげられます。
舌小帯付着異常:舌の位置の問題で、下の前歯を外に押し出し、隙間を作る原因となることがあります。歯並びの不正、舌の先を用いて発音するラ行、タ行、サ行の発音障害、哺乳や咀嚼障害、審美障害などが起こります。