酒井志郎先生をお招きし、PaDaWaN_DSG Master Seminarを開催いたしました
今回の活動について
2026年9月5日(土)、橋口歯科赤坂 理事長の橋口隼人がFOUNDERを務めるスタディグループ「PaDaWaN_DSG」にて、「PaDaWaN_DSG Master Seminar」を開催しました。
今回は、酒井志郎先生を講師にお招きし、「診断の本質」をテーマに、現在のお口の状態だけでなく、その状態に至った背景まで読み解きながら治療計画を考える重要性について、症例を交えてご講演いただきました。
PaDaWaN_DSG Master Seminar「診断の本質」を開催
今回のMaster Seminarでは、歯科治療における診査・診断について豊富な臨床経験を持つ酒井志郎先生を講師にお迎えしました。
テーマは「診断の本質」。
歯科治療では、どの治療方法を行うかを考える前に、まず患者様のお口の中で何が起きているのか、その状態に至った原因や背景を把握することが重要です。
今回の講演では、実際の症例をもとに、現在の状態をどのように読み取り、どのように治療ゴールや治療計画へつなげていくのかについてご解説いただきました。
歯科治療の出発点となる「診断」を深く学ぶ
歯科治療では、診断、治療ゴールの設定、治療計画の立案、そして実際の治療技術まで、複数の要素を総合的に考える必要があります。
今回の講演では、その中でも治療全体の方向性を決める土台となる「診断」に焦点が当てられました。
現在のお口の状態だけを見るのではなく、骨格や歯列、噛み合わせ、歯を支える歯周組織などを確認し、なぜ現在の状態に至ったのかを考えることの重要性について学びました。
さらに、現在までの変化を読み解きながら、今後どのような変化が起こる可能性があるのかも考慮し、治療ゴールを設定していく考え方について理解を深めました。
今回の講演で学んだ主なポイント
- 現在のお口の状態だけでなく、そこに至った原因や背景を考えること
- 骨格・歯列・噛み合わせ・歯周組織などを総合的に確認すること
- 現在までの変化を読み解き、今後起こり得る変化も考慮すること
- 治療方法を決める前に治療ゴールを設定すること
- 診断をもとに治療計画を組み立てること
「なぜ現在の状態になったのか」を考える
同じように歯が失われている患者様でも、その原因やお口全体の状態は一人ひとり異なります。
そのため、歯がない部分だけを見るのではなく、「なぜその歯を失ったのか」「なぜ現在の噛み合わせになっているのか」といった背景を確認することが大切です。
例えば、噛み合わせや歯周組織、残っている歯の状態など、複数の要素が現在のお口の状態に関係している場合があります。
今回の講演を通じて、治療方法を考える前に原因や背景を整理し、そのうえで治療ゴールと治療計画を立てることの重要性を改めて学ぶ機会となりました。
治療方法ではなく「治療ゴール」から考える
歯科治療では、「インプラントをする」「被せ物を入れる」「矯正をする」といった治療方法そのものを最初の目的にするのではなく、まず治療後にどのような状態を目指すのかを考えることが重要です。
その治療ゴールをもとに、残っている歯をどのように活かすのか、噛み合わせをどのように整えるのか、インプラントや補綴治療が必要なのかなどを検討していきます。
患者様のお口全体を確認しながら、治療方法を組み合わせて計画を立てることの重要性についても、今回の講演を通じて理解を深めました。
会場とオンラインのハイブリッド形式で開催
当日は会場での講演に加え、オンラインでも配信を行い、多くの先生方にご参加いただきました。
講演終了後には酒井先生や参加メンバーとの交流・意見交換の時間も設けられ、診断や治療計画に対する考え方について、さらに理解を深める機会となりました。
PaDaWaN_DSGでは、さまざまな分野で活躍されている先生方から直接学び、症例検討やセミナーを通じて日々の臨床につながる知識や考え方を共有しています。



インプラント治療をご検討の方へ|診断を重視した治療計画
橋口歯科赤坂では、インプラント治療を行う際、歯が失われた部分だけを見るのではなく、骨格や歯並び、噛み合わせ、顎の骨や歯ぐき、残っている歯などを総合的に確認することを大切にしています。
インプラントは、失った歯を補うための治療方法の一つです。
そのため、「インプラントを入れること」そのものを治療ゴールにするのではなく、まずなぜ歯を失ったのかを確認し、治療後にお口全体をどのような状態にしていくのかを考えることが重要です。
残っている歯や噛み合わせも確認します
インプラントをどの位置・方向に埋入するのかだけでなく、残っている歯の状態や噛み合わせ、顎の骨、歯ぐきなども確認しながら治療計画を立てます。
症例によっては、インプラント治療だけでなく、歯周治療や矯正治療、補綴治療などを含めてお口全体の治療計画を検討する場合もあります。
すべての患者様に同じ治療が必要になるわけではなく、診査・診断を行ったうえで、それぞれのお口の状態に必要な治療方法を整理します。
将来的な変化まで考えて治療ゴールを設定
現在のお口の状態だけではなく、今後どのような変化が起こる可能性があるのかを考えながら治療計画を立てることも大切です。
治療直後だけではなく、その後もできるだけ安定した口腔環境を維持できるよう、現在の状態やリスクを確認しながら治療ゴールを設定します。
Master Seminarで得た学びを日々の診療へ
橋口歯科赤坂では、PaDaWaN_DSGでの学術活動や国内外の研修、歯科医師同士の症例検討などを通じて、診断・治療計画について継続的に学んでいます。
今回のMaster Seminarで学んだ、現在のお口の状態に至った背景を読み解き、治療ゴールから治療方法を考えるという診断の考え方についても日々の診療へ活かしてまいります。
患者様一人ひとりのお口の状態やご希望を確認しながら、必要な治療方法を整理し、適切な治療計画をご提案できるよう今後も研鑽を重ねてまいります。
今回の内容に関連するページ
インプラント治療やお口全体の治療計画についてご不安な点がございましたら、お気軽にご相談ください。
監修者情報
監修:橋口 隼人
橋口歯科赤坂 理事長
OSSTEM Implant Japan Instructorとして講師活動を行うほか、国内外の学会・研修会に参加し、インプラント・口腔外科分野を中心に継続的な研鑽を重ねています。
講師・活動
Hong Connect
PaDaWaN_DSG
OSSTEM Implant Japan
所属学会・団体
・公益社団法人 日本口腔外科学会
・一般社団法人 日本有病者歯科医療学会
・一般社団法人 日本顎顔面インプラント学会
・公益社団法人 日本口腔インプラント学会
・European Association for Osseointegration(EAO)
・Osseointegration Clinical Academy of Japan(OJ)
・特定非営利活動法人 日本歯周病学会
・日本臨床歯周病学会
・公益社団法人 日本顎咬合学会
医院情報
橋口歯科赤坂
〒107-0052 東京都港区赤坂4-15-1 ONE AOYAMA(旧:赤坂ガーデンシティ)B2F
TEL:03-5573-8241
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