活動報告

Hong Connect 6月本会特別講演会に参加いたしました

今回の活動について

2026年6月19日、橋口歯科赤坂 理事長の橋口隼人が所属するスタディグループ「Hong Connect」の6月本会特別講演会に参加しました。

今回は、有限会社ユーデンタルアート 代表取締役・歯科技工士の新井達哉先生を講師にお迎えし、「Digitalにおけるインプラント補綴製作の基本」をテーマに、インプラントの人工歯を設計・製作する際のデジタル技術や、歯科医師と歯科技工士の連携について学びました。

Hong Connect「Digitalにおけるインプラント補綴製作の基本」に参加

今回の講師は、有限会社ユーデンタルアート 代表取締役・歯科技工士の新井達哉先生です。

講演では、インプラント治療における「補綴(ほてつ)」をテーマに、デジタル技術をどのように活用して人工歯を設計・製作していくのかについて、症例を交えながら解説していただきました。

補綴とは、失った歯の形や噛む機能を人工物で補う治療のことです。

インプラント治療では、顎の骨に埋入するインプラント体だけでなく、その上に装着する人工歯の位置や形、噛み合わせまで含めて治療を考えることが重要です。

診断から人工歯までつなげる「デジタルワークフロー」

講演では、インプラント治療におけるデジタルワークフローについて、診断からプロビジョナルレストレーション、ファイナルレストレーションの製作まで、一連の流れについて解説していただきました。

プロビジョナルレストレーションとは、最終的な人工歯を装着する前に使用する「仮歯」のことです。

仮歯は見た目を補うだけではなく、歯の形や噛み合わせ、清掃のしやすさなどを確認し、その情報を最終的な人工歯の設計へ反映するためにも用いられます。

ファイナルレストレーションは、治療の最終段階で装着する人工歯です。見た目だけでなく、噛み合わせや周囲の歯・歯ぐきとの関係なども考慮して設計することが大切です。

今回の講演で学んだ主な内容

  • デジタル技術を活用したインプラント補綴の設計・製作
  • 診断から仮歯、最終的な人工歯までのデジタルワークフロー
  • 人工歯を設計する際に確認するポイント
  • 歯科医師と歯科技工士が治療ゴールを共有する重要性
  • 患者様のご希望やお口全体を考慮した補綴設計

インプラントは「埋入すること」だけで治療が終わるわけではありません

インプラント治療というと、顎の骨にインプラント体を埋入する手術をイメージされる方も多いかもしれません。

しかし、実際にはインプラントをどの位置に埋入するのかだけでなく、その上にどのような人工歯を作るのかまで考えて治療を進めることが重要です。

人工歯の位置や形は、見た目だけでなく、噛み合わせや清掃のしやすさ、周囲の歯や歯ぐきとの関係にも関わります。

そのため、治療の初期段階から最終的な人工歯を想定し、そこから逆算してインプラントの位置や治療方法を検討することが大切です。

歯科医師と歯科技工士が治療ゴールを共有する

今回の講演では、デジタル技術そのものだけでなく、歯科医師と歯科技工士が治療ゴールを共有することの重要性についてもお話しいただきました。

歯科医師が診査・診断した内容や、患者様のお口の状態・ご希望を歯科技工士と共有し、それを人工歯の設計・製作へ反映していきます。

特にインプラント治療では、インプラントの位置と人工歯の設計を別々に考えるのではなく、最終的な歯の形や噛み合わせまで含め、一つの治療として考えることが重要です。

今回の講演を通じて、診断から人工歯の完成まで必要な情報を共有し、歯科医師と歯科技工士が連携することの大切さを改めて学びました。

デジタル技術を治療にどう活かすかを考える

デジタル技術は、診断や人工歯の設計・製作を支える方法の一つです。

大切なのは、新しい機器や技術を使用すること自体ではなく、得られた情報をどのように診断や治療計画へ反映し、患者様のお口の状態に合わせた治療へつなげるかという点です。

今回の講演では、デジタルワークフローを活用する際の考え方や、人工歯を設計・製作するために歯科医師と歯科技工士がどのような情報を共有する必要があるのかについても理解を深めました。

Hong Connect特別講演会で新井達哉先生がデジタル技術を活用したインプラント補綴について講演する様子

新井達哉先生による「Digitalにおけるインプラント補綴製作の基本」のご講演。診断から人工歯の製作までのデジタルワークフローについて学びました。

Hong Connect6月本会特別講演会に参加した新井達哉先生、橋口隼人と歯科医師の集合写真

講演終了後、新井達哉先生とHong Connect参加メンバーで記念撮影を行いました。

インプラント治療をご検討の方へ|人工歯まで考えた治療計画

橋口歯科赤坂では、インプラント治療を行う際、インプラントを顎の骨へ埋入することだけでなく、その上に装着する人工歯の位置や形、噛み合わせ、周囲の歯や歯ぐきとの関係まで考えながら治療計画を立てることを大切にしています。

インプラント治療では、「インプラントを入れること」そのものが治療ゴールではありません。

最終的にどの位置に、どのような人工歯を作るのかを考え、その治療ゴールから逆算してインプラントの位置や治療方法を検討します。

仮歯で歯の形や噛み合わせを確認する場合があります

症例によっては、最終的な人工歯を装着する前に仮歯を使用し、歯の形や噛み合わせ、清掃のしやすさなどを確認する場合があります。

仮歯の段階で得られた情報を確認しながら、最終的な人工歯の設計を検討していきます。

前歯では人工歯と歯ぐきの調和も考えます

特に前歯のインプラント治療では、人工歯の形や色だけでなく、隣の歯や周囲の歯ぐきとのバランスも見た目に関係します。

そのため、インプラントを埋入する位置、骨や歯ぐきの状態、最終的な人工歯の形などを総合的に確認しながら治療計画を検討します。

デジタルデータを治療計画に活用する場合があります

橋口歯科赤坂では、インプラント治療の診査・治療計画を行う際に、歯科用CTなどから得られる情報を活用しています。

また、症例に応じて口腔内のデジタルデータなども確認しながら、インプラントの位置や人工歯との関係について検討します。

使用する検査や方法は患者様のお口の状態によって異なるため、必要な診査を行ったうえで治療方法を判断します。

今回の学びを日々のインプラント治療へ

橋口歯科赤坂では、インプラント治療の外科手技だけでなく、診断、治療計画、人工歯の設計、治療後のメンテナンスまで含め、お口全体を考えた治療を大切にしています。

今回のHong Connectで学んだデジタルワークフローやインプラント補綴、歯科技工士との連携に関する知見についても日々の診療へ活かしてまいります。

患者様一人ひとりのお口の状態や治療ゴール、ご希望に合わせた治療をご提案できるよう、今後も研鑽を重ねてまいります。

インプラント治療や人工歯、噛み合わせについてご不安な点がございましたら、お気軽にご相談ください。

監修者情報

監修:橋口 隼人
橋口歯科赤坂 理事長
OSSTEM Implant Japan Instructorとして講師活動を行うほか、国内外の学会・研修会に参加し、インプラント・口腔外科分野を中心に継続的な研鑽を重ねています。

講師・活動

Hong Connect
PaDaWaN_DSG
OSSTEM Implant Japan

所属学会・団体

・公益社団法人 日本口腔外科学会
・一般社団法人 日本有病者歯科医療学会
・一般社団法人 日本顎顔面インプラント学会
・公益社団法人 日本口腔インプラント学会
・European Association for Osseointegration(EAO)
・Osseointegration Clinical Academy of Japan(OJ)
・特定非営利活動法人 日本歯周病学会
・日本臨床歯周病学会
・公益社団法人 日本顎咬合学会

医院情報

橋口歯科赤坂
〒107-0052 東京都港区赤坂4-15-1 ONE AOYAMA(旧:赤坂ガーデンシティ)B2F
TEL:03-5573-8241
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