活動報告

歯科医師向けインプラント勉強会を実施いたしました

今回の活動について

2026年4月24日、歯科医師向けのインプラント外科勉強会を開催し、橋口歯科赤坂 理事長の橋口隼人が講師を務めました。

当日は実際の症例をもとに、インプラント治療における診断・治療計画、治療ゴールの設定、上顎洞周囲の解剖学的な考え方などについてディスカッションを行い、OSSTEMの機材を使用したハンズオン実習も実施しました。

歯科医師向けインプラント外科勉強会を開催

今回の勉強会では、橋口が講師を務め、インプラント外科における診断・治療計画・外科手技について、参加された先生方と実際の症例をもとに検討しました。

インプラント治療では、手術の技術だけでなく、治療前に患者様のお口の状態を把握し、最終的にどのような状態を目指すのかという「治療ゴール」を設定することが重要です。

症例ごとの骨の状態や周囲の組織、噛み合わせなどを確認しながら、どのような治療方法が考えられるのかについて意見を交わしました。

上顎洞を含めた解剖学的な診断と治療計画

今回の勉強会では、上顎洞周囲のインプラント治療についても取り上げました。

上顎の奥歯の上方には、「上顎洞」と呼ばれる空洞があります。歯を失った後の骨の状態によっては、インプラントを支えるために必要な骨の高さが不足している場合があります。

そのため、上顎の奥歯にインプラント治療を行う際には、骨の量や形だけでなく、上顎洞との位置関係などを確認したうえで治療方法を検討することが大切です。

Crestal Approach(クレスタルアプローチ)についてディスカッション

勉強会では、「Crestal Approach(クレスタルアプローチ)」についても、実際の症例をもとにディスカッションを行いました。

Crestal Approachは、上顎の奥歯で骨の高さが不足している場合に、インプラントを埋入する側から上顎洞底へアプローチする方法の一つです。

どのような症例でこの方法を検討するのか、上顎洞や骨の状態をどのように評価するのか、外科処置を進めるうえで何に注意するのかなど、治療の考え方について共有しました。

今回の勉強会で取り上げた主な内容

  • インプラント治療における診断・治療計画
  • 最終的な治療ゴールから考えるインプラント治療
  • 上顎洞周囲の解剖学的な考え方
  • Crestal Approach(クレスタルアプローチ)
  • 症例に応じた外科的アプローチの選択
  • OSSTEM機材を使用したハンズオン実習

OSSTEM機材を使用したハンズオン実習

講義・症例ディスカッションに加えて、OSSTEMの機材を使用したハンズオン実習も行いました。

実際に器具を扱いながら、インプラント外科における治療手順や器具の操作、処置を行う際に意識するポイントなどを確認しました。

知識として学ぶだけではなく、実際に手を動かしながら手技を確認することで、日々の臨床につながる実践的な学びの機会となりました。

症例を通じて歯科医師同士で意見を共有

当日は、参加された歯科医師同士でも活発な意見交換が行われました。

同じ症例であっても、これまでの臨床経験や着目するポイントによって、検討する治療方法が異なることがあります。

複数の歯科医師で症例について意見を交わすことは、自身の診断や治療計画を改めて見直し、新たな視点を得る機会にもなります。

歯科医師向けインプラント外科勉強会で診断と治療計画について講義する橋口隼人
診断・治療計画・外科的な考え方について、実際の症例を交えながら講義を行いました。
OSSTEM機材を使用したインプラント外科のハンズオン実習
OSSTEM機材を使用したハンズオン実習を通じて、インプラント外科の手技を確認しました。
インプラント外科勉強会でCrestal Approachについて解説する橋口隼人
実際の症例や上顎洞周囲の解剖学的な考え方をもとに、Crestal Approachについてディスカッションを行いました。
橋口歯科赤坂で開催した歯科医師向けインプラント外科勉強会の参加者集合写真
歯科医師向けインプラント外科勉強会・ハンズオンに参加された先生方と。

インプラント治療をご検討の方へ|上顎の奥歯で骨が少ない場合

橋口歯科赤坂では、インプラント治療を行う際、歯が失われた部分だけを見るのではなく、顎の骨の量や形、歯ぐき、噛み合わせ、残っている歯などを総合的に確認したうえで治療計画を立てることを大切にしています。

特に上顎の奥歯では、その上方にある上顎洞との位置関係によって、インプラントを支えるための骨の高さが不足している場合があります。

骨が不足している場合はサイナス治療を検討することがあります

上顎の奥歯で骨が不足している場合には、CTなどを用いて上顎洞の位置や残っている骨の量を確認し、症例に応じてサイナスリフトやソケットリフトなどを検討する場合があります。

今回の勉強会で取り上げたCrestal Approachも、上顎洞周囲のインプラント治療を考える際の方法の一つです。

すべての患者様にこうした処置が必要になるわけではなく、検査結果やお口の状態をもとに治療方法を判断します。

インプラントを入れる前の治療計画を大切にしています

インプラント治療では、「どこにインプラントを入れられるか」だけではなく、最終的な人工歯の位置や噛み合わせまで考えながら治療計画を立てることが重要です。

橋口歯科赤坂では、事前の診査・診断をもとに、患者様一人ひとりのお口の状態や治療ゴールに合わせた治療方法をご提案しています。

講師活動で得た経験を日々のインプラント治療へ

橋口歯科赤坂では、歯科医師向けの講義やハンズオン、症例検討などを通じて、インプラント治療に関する知識・技術を継続的に学び、共有しています。

他の歯科医師へ自身の症例や治療に対する考え方を伝える過程で、診断や治療手順についても改めて整理・検証しています。

今回の勉強会で得た経験や意見交換から得られた新たな視点についても日々の診療へ活かし、患者様一人ひとりのお口の状態に合わせたインプラント治療をご提案できるよう努めてまいります。

インプラント治療に関するご不安やご相談がございましたら、お気軽にご相談ください。

監修者情報

監修:橋口 隼人
橋口歯科赤坂 理事長
OSSTEM Implant Japan Instructorとして講師活動を行うほか、国内外の学会・研修会に参加し、インプラント・口腔外科分野を中心に継続的な研鑽を重ねています。

講師・活動

Hong Connect
PaDaWaN_DSG
OSSTEM Implant Japan

所属学会・団体

・公益社団法人 日本口腔外科学会
・一般社団法人 日本有病者歯科医療学会
・一般社団法人 日本顎顔面インプラント学会
・公益社団法人 日本口腔インプラント学会
・European Association for Osseointegration(EAO)
・Osseointegration Clinical Academy of Japan(OJ)
・特定非営利活動法人 日本歯周病学会
・日本臨床歯周病学会
・公益社団法人 日本顎咬合学会

医院情報

橋口歯科赤坂
〒107-0052 東京都港区赤坂4-15-1 ONE AOYAMA(旧:赤坂ガーデンシティ)B2F
TEL:03-5573-8241
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