活動報告

インプラント外科セミナー・ハンズオンを実施いたしました

今回の活動について

2026年4月25日・26日の2日間、歯科医師向けのインプラントセミナー・ハンズオンに、橋口歯科赤坂 理事長の橋口隼人が講師として登壇しました。

矢野先生、川名部先生とともに、インプラント外科における診断・治療計画・外科手技について症例を交えながらディスカッションを行い、「Crestal Approach(クレスタルアプローチ)」を中心に、上顎洞周囲の治療について講義・ハンズオンを行いました。

インプラント外科セミナー・ハンズオンに講師として登壇

今回のセミナーでは、橋口隼人が矢野先生、川名部先生とともに講師を務め、インプラント外科に関する診断・治療計画・外科手技について講義を行いました。

実際の症例をもとに、それぞれの先生がどのように診断し、どのような考え方で治療方法を選択しているのかについて意見を交わしました。

インプラント治療では、手術の技術だけでなく、事前に顎の骨や周囲の組織を確認し、患者様のお口の状態に合った治療計画を立てることが重要です。

「Crestal Approach」をテーマに上顎洞周囲の治療を解説

今回の主なテーマの一つが、「Crestal Approach(クレスタルアプローチ)」です。

上顎の奥歯の上方には、「上顎洞」と呼ばれる空洞があります。歯を失った後の骨の状態によっては、インプラントを支えるために必要な骨の高さが不足していることがあります。

Crestal Approachは、このような上顎洞周囲のインプラント治療において検討されるアプローチの一つで、インプラントを埋入する側から上顎洞底へアプローチします。

講義では、上顎洞周囲の解剖学的な特徴をはじめ、どのような症例で治療を検討するのか、術前に何を確認する必要があるのかなどについて、症例を交えながら解説しました。

今回のセミナーで取り上げた主な内容

  • インプラント外科における診断と治療計画
  • 上顎洞周囲の解剖学的な考え方
  • Crestal Approach(クレスタルアプローチ)
  • 症例に応じた外科的アプローチの選択
  • OSSTEM機材を使用したハンズオン実習
  • 症例をもとにした講師・参加者間でのディスカッション

症例に応じた治療方法の選択についてディスカッション

インプラント治療では、同じように骨が不足している症例でも、残っている骨の量や形、上顎洞との位置関係などによって検討する治療方法が異なります。

今回のセミナーでは、橋口、矢野先生、川名部先生がそれぞれの臨床経験をもとに、症例に対する診断や治療方針について意見を交換しました。

一つの治療方法だけにとらわれず、患者様ごとの状態を確認したうえで、適切な方法を検討することの重要性について共有する機会となりました。

OSSTEM機材を使用したハンズオン実習

講義に加えて、OSSTEMの機材を使用したハンズオン実習も行いました。

実際に器具を扱いながら、Crestal Approachを含むインプラント外科における手順や器具の操作、処置を行う際のポイントについて確認しました。

橋口も講師として、参加された先生方の実習をサポートしながら、日々の臨床で意識している考え方や手技について共有しました。

知識として理解するだけでなく、実際に手を動かしながら確認することで、より実践的な学びにつながる2日間となりました。

講師活動を通じて自身の診断・治療を見直す機会に

歯科医師向けのセミナーで症例や治療に対する考え方を共有することは、自身が日々行っている診断や治療手順を改めて整理・検証する機会にもなります。

今回も、矢野先生、川名部先生、参加された先生方とのディスカッションを通じて、さまざまな視点からインプラント治療について考える機会となりました。

こうした講師活動で得た知識や新たな視点についても、今後の日々の診療へ活かしてまいります。

インプラント外科セミナーで上顎洞周囲の治療について講義する橋口隼人
上顎洞周囲のインプラント治療について、症例を交えながら診断や治療の考え方を共有しました。
インプラント外科のハンズオン実習でOSSTEM機材について解説する橋口隼人
OSSTEM機材を使用したハンズオンで、インプラント外科における手技や器具の扱いについて解説しました。
川名部先生、矢野先生、橋口隼人によるインプラント治療の症例ディスカッション
川名部先生、矢野先生とともに、症例に応じたインプラント治療について意見交換を行いました。
OSSTEM機材を使用してインプラント外科のハンズオン実習を行う様子
実際の機材を使用しながら、インプラント外科に必要な手順や考え方を実践的に確認しました。
矢野先生と橋口隼人によるインプラント治療の症例ディスカッション
矢野先生とともに、インプラント治療の診断や治療計画について症例をもとにディスカッションを行いました。

インプラント治療をご検討の方へ|上顎の奥歯で骨が少ない場合

橋口歯科赤坂では、インプラント治療を行う際、歯が失われた部分だけを見るのではなく、顎の骨の量や形、歯ぐき、噛み合わせ、残っている歯などを総合的に確認したうえで治療計画を立てることを大切にしています。

特に上顎の奥歯では、その上方にある上顎洞との位置関係によって、インプラントを支えるための骨の高さが不足している場合があります。

骨の状態によってサイナス治療を検討する場合があります

上顎の奥歯で骨が不足している場合には、上顎洞の位置や残っている骨の量を確認し、サイナスリフトやソケットリフトなどの処置を検討する場合があります。

今回のセミナーでテーマとなったCrestal Approachも、上顎洞周囲の治療を行う際に検討される方法の一つです。

ただし、すべての患者様に同じ治療方法が適しているわけではありません。CTなどによる診査を行い、骨の状態や上顎洞との位置関係を確認したうえで治療方法を検討します。

治療方法を決める前の診査・診断を大切にしています

インプラント治療では、手術方法を先に決めるのではなく、まず患者様のお口の状態を把握することが重要です。

顎の骨の量や形、周囲の解剖学的な構造、歯ぐきや噛み合わせなどを確認し、それぞれのお口の状態に応じた治療計画をご提案します。

講師活動で得た経験を日々のインプラント治療へ

橋口歯科赤坂では、国内外の学会や研修への参加だけでなく、歯科医師向けの講演・ハンズオンなどの教育活動にも継続して携わっています。

症例や治療に対する考え方を他の歯科医師へ伝える過程で、自身の診断や治療手順についても改めて整理・検証しています。

今回のセミナーで得た経験や、他の先生方とのディスカッションから得た新たな視点についても日々の診療へ活かし、患者様一人ひとりのお口の状態に合わせたインプラント治療をご提案できるよう努めてまいります。

インプラント治療に関するご不安やご相談がございましたら、お気軽にご相談ください。

監修者情報

監修:橋口 隼人
橋口歯科赤坂 理事長
OSSTEM Implant Japan Instructorとして講師活動を行うほか、国内外の学会・研修会に参加し、インプラント・口腔外科分野を中心に継続的な研鑽を重ねています。

講師・活動

Hong Connect
PaDaWaN_DSG
OSSTEM Implant Japan

所属学会・団体

・公益社団法人 日本口腔外科学会
・一般社団法人 日本有病者歯科医療学会
・一般社団法人 日本顎顔面インプラント学会
・公益社団法人 日本口腔インプラント学会
・European Association for Osseointegration(EAO)
・Osseointegration Clinical Academy of Japan(OJ)
・特定非営利活動法人 日本歯周病学会
・日本臨床歯周病学会
・公益社団法人 日本顎咬合学会

医院情報

橋口歯科赤坂
〒107-0052 東京都港区赤坂4-15-1 ONE AOYAMA(旧:赤坂ガーデンシティ)B2F
TEL:03-5573-8241
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