活動報告

症例検討会「E×N×F」を開催しました

今回の活動について

2026年7月17日、橋口歯科赤坂にて、歯科医師による症例検討会「E×N×F」を開催しました。

当日は参加した歯科医師がそれぞれ症例を持ち寄り、CT画像を用いた診断をはじめ、矯正治療・インプラント治療・外科処置などを含む治療計画について、複数の視点から意見交換を行いました。

歯科医師による症例検討会「E×N×F」を開催

「E×N×F」は、Evidence(科学的根拠)、Narrative(症例や患者様の背景)、Feeling(臨床で得られる気づきや感覚)という3つの視点を掛け合わせ、日々の診療について多角的に考える歯科医師の勉強会です。

一つの考え方だけで治療方針を決めるのではなく、医学的な根拠、患者様それぞれの背景、実際の臨床で得られた経験や気づきを踏まえながら症例を検討しています。

今回は橋口歯科赤坂を会場として、参加した歯科医師がそれぞれの症例を提示し、診断から治療ゴール、具体的な治療方法まで意見を交わしました。

CT画像や症例資料をもとに診断・治療計画を検討

当日は、参加した歯科医師がそれぞれ症例を持ち寄り、プレゼンテーションや症例相談を行いました。

CT画像から確認できる所見をはじめ、インプラント治療、矯正治療、外科処置を含めた治療計画など、さまざまなテーマについて意見交換を行いました。

画像や現在のお口の状態だけを見るのではなく、どのような経緯で現在の状態に至ったのか、今後どのような変化が考えられるのかまで整理しながら、治療方法を検討しました。

今回の症例検討で取り上げた主な内容

  • CT画像を用いた診断と所見の確認
  • インプラント治療における診断・治療計画
  • 矯正治療を含めた治療方針の検討
  • 外科処置を行う場合の治療計画
  • 複数の治療方法を組み合わせる場合の治療順序
  • 患者様への説明や治療を進める際の注意点

一つの治療方法に決める前に、治療ゴールを考える

歯科治療では、最初から「インプラントをする」「矯正をする」と治療方法を決めるのではなく、まず現在のお口の状態を把握し、どのような状態を目指すのかという治療ゴールを考えることが重要です。

そのうえで、残っている歯をどのように活かすのか、歯の位置や噛み合わせを整える必要があるのか、インプラントや外科処置が必要なのかなどを整理していきます。

今回の症例検討でも、治療方法そのものだけではなく、「なぜその治療を選択するのか」「どの順序で治療を行うのか」という治療計画の考え方について意見を交わしました。

複数の歯科医師で一つの症例を多角的に検討

同じ症例であっても、歯科医師の経験や得意分野によって、着目するポイントや考えられる治療方法が異なることがあります。

今回の症例検討会では、診断や治療方針だけでなく、考えられる治療方法の選択肢、治療を行う順序、患者様への説明、治療を進めるうえで注意すべき点などについても、それぞれの経験や視点を共有しました。

一つの症例を複数の歯科医師で検討することで、自分一人では気づきにくい視点に触れ、日頃の診断や治療計画を改めて見直す機会となりました。

Evidence・Narrative・Feelingの3つの視点から考える

E×N×Fでは、科学的根拠だけを重視するのではなく、患者様の背景や希望、実際の症例経過、臨床で得られた経験も含めながら治療について考えています。

医学的な情報をもとに診断することは大切ですが、患者様一人ひとりのお口の状態や治療に対する考え方は異なります。

それぞれの要素を整理しながら、考えられる治療方法や治療の順序を多角的に検討することを大切にしています。

E×N×F症例検討会でCT画像に確認された上顎洞周囲の所見について検討する様子
CT画像で確認された上顎洞周囲の所見について、症例相談と意見交換を行いました。
Evidence・Narrative・Feelingの3つの視点から症例を検討するE×N×F
Evidence、Narrative、Feelingの3つの視点から、一つの症例を多角的に検討しました。
橋口歯科赤坂で開催したE×N×F症例検討会で歯科医師が症例をプレゼンテーションする様子
参加した歯科医師が症例を持ち寄り、プレゼンテーションや意見交換を行いました。
橋口歯科赤坂で開催した症例検討会E×N×Fに参加した歯科医師の集合写真
症例検討会終了後、参加した歯科医師の皆様と記念撮影を行いました。

インプラント治療をご検討の方へ|CTを用いた診断と治療計画

橋口歯科赤坂では、インプラント治療を行う際、歯が失われた部分だけを見るのではなく、顎の骨の量や形、歯ぐき、噛み合わせ、残っている歯の状態などを総合的に確認したうえで治療計画を立てることを大切にしています。

インプラント治療では、歯科用CTなどを用いて骨や周囲の構造を確認し、インプラントを埋入する位置や方向、必要となる処置について検討します。

歯科用CTは診断を支える検査の一つです

歯科用CTでは、通常のレントゲンでは把握しにくい顎の骨の形や厚み、周囲の構造などを立体的に確認することができます。

ただし、CT画像だけで治療方法を決めるわけではありません。

お口の中の診査や噛み合わせ、歯ぐき、残っている歯の状態などもあわせて確認し、総合的に治療計画を検討します。

インプラントだけでなく、矯正治療を含めて検討する場合もあります

患者様のお口の状態によっては、インプラント治療だけではなく、歯の位置や噛み合わせを整える矯正治療や、必要な外科処置を含めて治療計画を検討する場合があります。

例えば、歯の位置を整えたうえでインプラント治療を行うなど、複数の治療を組み合わせることで治療ゴールを目指す場合もあります。

すべての患者様に同じ治療が必要になるわけではありません。まず診査・診断を行い、考えられる治療方法や治療の順序を整理することが重要です。

症例検討で得た視点を日々の診療へ

橋口歯科赤坂では、院内での診療だけでなく、院内外の歯科医師との症例検討や意見交換を通じて、診断や治療計画について継続的に学んでいます。

一つの症例を複数の視点から検討することで得られた知識や気づきも日々の診療へ活かし、患者様一人ひとりのお口の状態や治療ゴールに合わせた治療方法をご提案できるよう、今後も研鑽を重ねてまいります。

インプラント治療や矯正治療を含め、お口全体の治療計画についてご不安な点がございましたら、お気軽にご相談ください。

監修者情報

監修:橋口 隼人
橋口歯科赤坂 理事長
OSSTEM Implant Japan Instructorとして講師活動を行うほか、国内外の学会・研修会に参加し、インプラント・口腔外科分野を中心に継続的な研鑽を重ねています。

講師・活動

Hong Connect
PaDaWaN_DSG
OSSTEM Implant Japan

所属学会・団体

・公益社団法人 日本口腔外科学会
・一般社団法人 日本有病者歯科医療学会
・一般社団法人 日本顎顔面インプラント学会
・公益社団法人 日本口腔インプラント学会
・European Association for Osseointegration(EAO)
・Osseointegration Clinical Academy of Japan(OJ)
・特定非営利活動法人 日本歯周病学会
・日本臨床歯周病学会
・公益社団法人 日本顎咬合学会

医院情報

橋口歯科赤坂
〒107-0052 東京都港区赤坂4-15-1 ONE AOYAMA(旧:赤坂ガーデンシティ)B2F
TEL:03-5573-8241
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